(1)シスター・ドルシー
実在したシェーカー教徒であるシスター・ドルシー(Dorothy Durgin, 1825-1898)のことであると思われる。シスター・ドルシーは、1857年から1912年までカンタベリーの共同体で指導者をつとめ、理想のシェーカー教徒とされた。
出典:Canterbury Shaker Village
http://www.shakers.org/wp-content/uploads/2013/07/CSVNewsletter_June_WEB.pdf (最終閲覧2021/03/10)
(2)ユニオン・ミーティング
ユニオン・ミーティングは、6名程度の少人数のブラザーとシスター達が一所に集まり、対面して着席した状態で社交的な交流や賛美歌の歌唱を行うミーティングである。定期的に開催されるユニオン・ミーティングは、仕事や礼拝の時間を除いて日常的な生活の時間を共有することがなかったシェーカー教の男女が、お互いを知ることができる希少な機会だった。
出典:Stephen.J.Paterwic『Historical Dictionary of the Shakers』Scarecrow Press, 2008, p303
(3)メトシェラ
ノアの洪水以前のユダヤの族長で、969歳まで生きたと言われる長命者。『旧約聖書』第1巻「創世記」5章21節から27節に登場する。
出典:『小学館ランダムハウス英和大辞典』(小学館、1993)
(4)ワーリング・ギフト(whirling gift)
ワーリング・ギフトとは、礼拝中に教徒が授かるギフトのうち、コマのようにその場でぐるぐる回る行為。
出典 :Stephen.J.Paterwic『Historical Dictionary of the Shakers』Scarecrow Press, 2008, p323