(1) ランカスター法
教師一人が効率的に大人数の生徒を教えることができるように考案された、教育の手法。19世紀の初頭に提唱され、その後20世紀までのアメリカの教育法に大きな影響を与えた。
読み書き算術を重視し、身体教育を行わないことや、生徒の中に助教生(モニター)を設け、段階的に指導を行うことなどが提案された。
出典:「『10+1』データベース:教育と学校 2──クエーカー教と近代施設 | 五十嵐太郎+大川信行」
https://db.10plus1.jp/backnumber/article/articleid/869/

(2) スペンサー
英国エリザベス朝時代の代表的詩人。シェイクスピアに影響を受け、スペンサー詩体という独自の表現を編み出し、詩集「牧人の暦」、長編叙事詩「妖精女王」などの作品をのこした。
出典:『日本大百科全書』, 小学館, 1994

(3) ジョン・ダン
イングランドの詩人、後半生にはイングランド国教会の司祭を務めた。
形而上詩人の先駆者として位置づけられ、優れた教養と詩の才能を持ち、複雑な言語によって、恋愛詩、宗教詩、講話を書いた。
1598年にトーマス・エガートン卿の秘書に任命されるも、その姪であるアン・モアと密かに結婚したことが原因で投獄され地位を追われた。
出典:Bald, R. C. John Donne: A Life., Oxford, 1970

(4) ベーコン
イングランドの貴族で、哲学者、神学者、法学者、政治家。「知識は力なり(Ipsa scientia potestas est)」という言葉に代表されるように、帰納法を提唱し、既存の知の体系を整理し、正しい知識を獲得することを哲学思想として提唱した。1597年に出版された『随筆集』には、10編のエッセイが書かれている。
出典:『日本大百科全書』, 小学館,1994

(5)対訳出典(湯浅信之編『ジョン・ダン詩集:対訳』岩波書店,1995)

(6)ソネット
ヨーロッパ叙情詩の一形式。13世紀イタリアに始まり、14行からなる。四・四・三・三、または四・四・四・二の行構成をとり、脚韻をふむ。
出典:『日本大百科全書』, 小学館,1994

(7) ソネット集94番
シェイクスピア風ソネットはその代表的な形式のひとつで、文中の夏の花のソネットはシェイクスピアのソネット集の94番の内容を指していると思われる。訳は学生によるもの。

(8) スピットボール
紙を噛んで小さな球または塊にしたもの。
出典:『小学館ランダムハウス英和辞典』, 小学館,1993

(9) フールスキャップ
道化師の帽子を模した、コーン形の被り物で、態度の悪い生徒が罰として被せられることがあった。
出典:『小学館ランダムハウス英和辞典』, 小学館,1993

出典サイトは全て最終閲覧2021/07/20